グラスアートをよりステンドグラス風に!作品づくりの手順を紹介!
「グラスアートでより、ステンドグラスに近い作品を作りたい」とお考えではないでしょうか?
グラスアートはステンドグラスと似ている側面もありますが、工程が大きく違い、やはり違いは出てきます。
しかし、グラスアートの技術を磨いていけば、ステンドグラスにより近い作品作りも可能です。
今回は、ステンドグラス風のグラスアートの作成手順や実際の作品例を紹介します。
グラスアートは上達すればステンドグラスに近い作品も可能
グラスアートを始められる方の、9割がステンドグラスにご興味がある方です。
グラスアート、ステンドグラスとそれぞれに違うよさがあります。
グラスアートを始めた方は、フィルムステンドならではの手軽さなど、その魅力に夢中になる方が多数です。
しかし、それでもよりステンドグラスに近い作品を作りたいという方もいます。
アトリエKakoでは、グラスアート協会のカリキュラムを終了した方向けに、アトリエKakoオリジナルレッスンとして、技術を学びつつ、表現する楽しさを学ぶレッスンを展開しています。
そこで技術を上達させていくことで、よりステンドグラスに近づけた作品づくりができます。
グラスアートでステンドグラスのような作品を作るには
グラスアートでステンドグラスのような作品を作りたいと思ったときに、どのような作り方をするのでしょうか。薔薇のステンドグラス風のグラスアートを作る場合は、例えば、以下のように作ります。
①ステンドグラスの図案を選ぶ
②グラスアート用の図案に書き換える
③リード線をパティーナ加工する(化学反応で酸化着色する)
④ガラスの種類を選ぶ
⑤ガラス絵の具、フィルムで彩色する
⑥薔薇の花に立体加工を施す
それぞれの工程について、次で解説します。
①ステンドグラスの図案を選ぶ
ステンドグラス風に見せるためには、それに近い図案を選ぶことから始めます。
②グラスアート用の図案に描き換える
ステンドグラスの図案はそのままグラスアートの図案に利用できないため、グラスアート用の図案に置き換える作業が必要です。
③リード線をパティーナ加工する
パティーナ加工とは、化学反応で酸化着色する作業です。
この作業によって、ステンドグラスのハンダ付けの風合いを目指していきます。
④ガラスの種類を選ぶ
ステンドグラスでは、さまざまなガラスを使って作業します。
グラスアートでも、透明なガラスだけではなく、さまざまな種類のガラスから、自分が表現したいものを選びましょう。
→透明ガラス(フロートガラス)だけでなく様々な型ガラスから選ぶ
⑤ガラス絵の具、フィルムで彩色する
目指したい世界観に近づけるために、彩色の種類を模索します。
ガラス絵の具やフィルムなどさまざまな手法がありますが、自分なりのこだわりで作品作りを楽しんでみましょう。
⑥薔薇の花に立体加工を施す。
できた作品に対して、立体感を施します。
立体的に仕上げ、作品にストーリー性を持たせられないか、模索してみましょう。
まとめ
グラスアートは、ステンドグラスとは違う魅力がありますが、作り方を工夫し、技術を身につけることで、よりステンドグラスに近い作品作りをすることも可能です。
より、ステンドグラスに近いグラスアートづくりをしたい方は、オリジナルカリキュラムの受講により、ステンドグラス風の作品づくりをぜひ目指してみてください。
文:城裕介
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